Mochida Atsuko 持田敦子

ゆかした

レストラン、単管パイプ、
クランプ、調度品、木

2014年

ROKKO MEETS ART

展示場所:
レストラン アルペンローゼ

撮影:谷浦龍一

under the floor

restaurant, round pipes, clamps, furnishings

2014

ROKKO MEETS ART

photo: Ryuichi Taniura

ゆかした ゆかした ゆかした ゆかした ゆかした ゆかした ゆかした ゆかした ゆかした ゆかした

 単管パイプを使用した構造物を、食事をする為の空間であるレストランに出現させた。縦は4m以上あり、机や椅子、照明などを巻き込みながら上への螺旋の構造を描く。上部には、レストランとはまた別の日常空間として、誰かのベッドルームが存在する。それは、地に足がつくという言葉があるが、まさに地に足の着いていない日常空間だ。ベッドの横の植木からは時折水がしたたり、レストランの飲み水のコップにたまってゆく。
 六甲で作品を制作するにあたり、おこなったリサーチを通じて、かつて森であったこの土地は、生活の資源として利用されていた長い歴史や、リゾート地としての開発、そして現在の観光地としての利用などの近代的変遷があり、様々な人間の都合によって生じた経緯が重層的に折り重なっているように感じた。普段はまるで土の下に埋められてしまったように目に見えることのないその関係性を、作品によって可視化しようと試みた。